痴漢白書 第1話
4月8日
今日は入学式。
私も今日から新入生かと思うと、少しドキドキ。
私が通う学校は、家から少し離れた所にあるんだけど、制服がすごく気に入っちゃって、一生懸命受験勉強してやっと合格した学校なの。
その憧れの制服を着て登校。
電車に乗って私の学校がある駅までは、急行で30分。その間、駅は2つだけ。
これから新しい学校生活が始まると思ってウキウキしてた私だけど、電車に乗って1分と経たないうちに、その気分が180度変わっちゃったの。
春菜:
「あっ・・・・・・・・」
誰かが私のお尻を触ってる・・・・・。
生まれて初めてされる痴漢。
身体がまるで自分の物じゃないみたいに固くなっちゃって、声を出すこともできない。
それを知っているみたいに、痴漢は私のお尻の感触を楽しむかのように、ねちっこく撫で回してくる。
春菜:
(やだっ・・・・やめてぇ・・・・・・・・)
心の中で私は叫んだけど、心の中の声なんて誰にも聞こえない。
その間に痴漢は、私のスカートの中にまで手を入れてきたの。
春菜:
(ちょっと・・・・やだっ・・・・・・・・)
今度は私のパンティ越しに、お尻を撫で始めたぁ。
生暖かい手のひらの温もりが、パンティの布地一枚越しに私のお尻に伝わってくる。
春菜:
(あぁん・・・・気持ち悪いよぉ・・・・・)
私は、なんとか痴漢の手から逃れようとしたけど、電車の中は超満員。
ちょっと身体を動かすのも大変な状況だから、逃げるなんて全然できない。モゾモゾとお尻を左右に振る程度で終わっちゃう。
痴漢は、そんな私をいたぶるように、お尻のお肉を撫で回して揉みほぐしてくる。
春菜:
(やだっ・・・やめてぇ・・・誰か・・誰か助けてぇ)
私は心の中で必死に助けを求めたけど、周りの人達は私が痴漢されている事に全然気づいていない。
それをいい事に痴漢は行為を更にエスカレートさせてきたの。
春菜:
「ひっ!・・・・・・・・」
痴漢の指が私のお尻の間に入り込んで、お尻の穴をグリグリしてきて、思わず口から小さくて短い悲鳴が漏れちゃった。
それでも誰も気づいてくれなくて、私はただ鞄を胸に抱きしめて耐えるしかなかったの。
春菜:
(なんで・・・なんで私がこんな目に・・・・・・・・)
私が思わず泣きそうになった時、痴漢の指の動きが変わった。
春菜:
(・・・・・えっ!?・・・嘘っ・・・・・)
痴漢の指はお尻からどんどん下に下がっていって、太股の方へと近づいてきたの。
春菜:
(やだっ・・・痴漢は私のア・・・アソコを触る気なんだ・・・・・)
あまりの事に私の足はガクガクと震えてきちゃって、身体は今まで以上に固くなってくる。
その間も痴漢の指は、私のお尻に沿って前の方へと進んでくる。
春菜:
(やだっ・・・見ず知らずの、それも痴漢に・・・私の大事な処を触られるなんて・・・絶対に嫌ぁ!)
私は太股をピッチリと密着させて、痴漢の指が前にくるのを防ごうとしたけど、足が閉じない!?
春菜:
「・・・・・・・・あっ」
視線を落とした私の目に飛び込んできたのは、私の靴の間に入り込んだ男性の革靴。
春菜:
(やだっ・・・痴漢ってば、私の足が閉じられないように・・・・・)
私はそれでも必死に足を閉じようとするけど、痴漢の指は容赦なく前へ前へと進んできたの。
春菜:
(やだやだっ!・・・誰か助けてぇぇぇっ!!)
痴漢の指がどんどんお尻からアソコに近づいてくるぅ!。
春菜:
(も、もう・・・ダメぇぇぇ・・・・・・・)
そう思った私の耳に、電車のアナウンスが飛び込んできたの。
アナウンス:
『まもなく笹ヶ丘ぁ。笹ヶ丘に到着いたします』
春菜:
(あぁ・・・もう少し・・・後少しで駅に着くわ・・・・・)
私がホッとしたのもつかの間。痴漢の指は、どんどん前の方へ前の方へと動いてくる。
痴漢も駅に着いて私に逃げられる前に、アソコに悪戯しようって考えたみたい。
春菜:
(早く・・・お願いだから早く駅に着いて・・・・・)
電車は徐々にスピードを落として、私の目的の駅に滑り込んでいく。
春菜:
(やっと・・・やっと駅に着いたわ。早くドア開いてぇ!)
プシューーーーーーーーーー
春菜:
(あっ!・・・ドアが開いた!早く降りて逃げなきゃ」
私は扉が開くと同時に痴漢の手を振りきって急いで電車から降りると、一目散に改札口に走って行ったの。
春菜:
(せっかく・・・自分が行きたいと思ってた学校に行けるのに・・・初日からこんな事って・・・・・)
楽しい学校生活を夢見てた私の初登校は、こうして最悪な出だしをしてしまったの。
TO BE CONTINUE
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