姦護婦 −白衣の堕天使達− 第4話



麗菜: 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

麗菜はナースステーションで浮かない顔をしていた。
そんな麗菜の肩を恵美が叩く。

恵美: 「どうしたの?・・・麗菜」

少しわざとらしい口調で恵美が言う。
麗菜は恵美の顔も見ずにうつむいた。
昨日の事が麗菜の頭に蘇る。
恵美に愛撫されイかされた自分。
その後で撮られた恥ずかしい写真。
そして・・・恵美の口から出た意外な言葉。

恵美: 『これからは、私の言うことに絶対従うのよ。もし従わなかったら、麗菜の恥ずかしい姿を入院患者の男の人たちにバラ撒くからね』

親友と思っていた恵美に脅されるなど、想像もしていなかった事だった。
麗菜はそのショックから立ち直れずにいる。
そんな麗菜に追い打ちをかけるように、恵美は麗菜の耳元で囁いた。

恵美: 「麗菜・・・勤務が終わったら白衣のまま、地下倉庫まで来るのよ」

麗菜: 「め、恵美・・・・・」

ハッと顔を上げた麗菜の視線が恵美の目と合う。
思わず視線を逸らしたのは、麗菜の方だった。

恵美: 「いい?来なかったら昨日言った通り、この写真を・・・」

そう言って恵美は麗菜の目の前に写真を出す。
あられもない姿でグッタリとしている麗菜が写っている写真だ。
それを見た麗菜の身体がビクッと硬直する。

恵美: 「地下倉庫よ。待ってるからね」

麗菜: 「あっ・・・・・・・・」

麗菜は恵美を呼び止めようとしたが、恵美はすでにナースステーションから姿を消していた。

麗菜: (なんで・・・なんでこんな事に・・・・・・・・。)

そう思いながらも、恵美の言うことを聞かない訳にはいかない。
写真をバラ撒かれたら、この病院にいられなくなってしまう。
それどころか、この街にすらいられなくなる可能性すらあるのだから無理もないところだろう。

麗菜: 「・・・・・・・・・・はぁ」

麗菜は肩を落としながらも、勤務へと戻っていった。

そして・・・勤務時間を終えた後。

地下の倉庫前に麗菜は立っていた。
恵美に言われた通り、白衣のままの姿で。

麗菜: (恵美・・・私に何をするつもりなんだろう?・・・こんな所に呼び出して・・・。)

麗菜の脳裏に恵美の言葉が蘇る。

恵美: 『これから私が麗菜に、色々な快楽を教えて上げる。手取り足取り・・・ね』

麗菜: (・・・・・また・・・あんな事・・・いっぱいされちゃうのかな。)

そう考えると、ますます気持ちが重くなる。
でも、このまま帰る訳にも、立ちつくしたままでいる訳にもいかず、麗菜は意を決して倉庫の扉を開けた。

ぎぃぃぃ・・・・・・・・・

嫌な音を立てて扉が開く。
中は暗く、恵美がいるのかどうかすら、わからない。
それどころか、麗菜はこの地下倉庫に入ること自体初めてで、中に何があるのかすら知らなかった。
麗菜は胸のポケットからペンライトを出すと、明かりを灯して室内を照らす。

そこは、一種異様な空間だった。
少なくとも「倉庫」という雰囲気ではない。
ベッドもしっかりあるし、ワゴンの上には治療用の道具が乗せられている。
棚には薬類も整然と並んでいて、まるで「特殊治療室」と言った方がピッタリくる感じだった。

麗菜: 「こ、これは・・・一体・・・・・」

麗菜は恐る恐る中に入ると、そこにある物を一つ一つ確認する。

ベッドは普通のベッドではなく、皮ベルトで患者を固定できるタイプの物。
ワゴンの上には消毒液を入れるトレイにクスコに肛門鏡。
下の段には空のバケツに注射器状のガラス製浣腸器が数本、無造作に放り込まれている。
棚の方へ目を向けると、色々な薬液が並んでいた。
麗菜にも馴染みのある薬品もあれば、見たこともないような薬まである。

麗菜: 「・・・・・・・・あれ?」

棚を見ていた麗菜は、室内にまだ他の物が置かれているのに気づいた。
それは布でスッポリと覆われているので、まだ何かはわからない。

麗菜: 「なに?・・・これ・・・・・」

麗菜は恐る恐る布に手をかけると、一気に取り去った。

麗菜: 「なっ?!」

麗菜は布の下から出てきた物を見て驚きの声を上げる。
それは産婦人科で使用される内診台だった。
この桐生総合病院には、色々な科が存在しているが、唯一産婦人科だけが存在しない。
それなのに、内診台はここに置かれている。

麗菜: 「な・・・なんで・・・こんな物が・・・・・」

そう思いながら、麗菜はゆっくりと内診台を見回した。
そして、内診台のかげに置かれているワゴンに目を止め、思わず息をのむ。
そこには、大小様々な大きさのバイブレーターが置かれていたのだ。
男のモノを象った極太のモノや、ピンク色の卵形の物や、細長いアナル用の物まで、全部で十数種類ある。
それを見た麗菜は、思わず扉に向かって後ずさりを始めた。

恵美: 「どう?色々と面白い道具が揃っているでしょ?」

いきなり背後から声をかけられ、麗菜は驚いて振り返る。
そこには、いつもと同じ表情の恵美がいた。

麗菜: 「め、恵美・・・ここは・・・一体・・・倉庫じゃないの?」

恵美: 「表向きは倉庫。でも、本当は特別治療室なのよ」

麗菜: 「ち、治療室って・・・・」

恵美: 「それも、看護婦専用の治療室・・・・・」

麗菜: 「こ・・こんなところで・・・な、なにを治療するっていうの?」

怯えながら質問する麗菜の肩を、恵美は両手で押さえると、中へと押し込んでいく。
後ろ手で閉めた扉で、鍵のかかるガチャリという重い音が静かな室内に響いた。

麗菜: 「め・・・恵美・・・・・・・・・・」

恵美: 「ふっふっふっ・・・・・麗菜。ここはね、淫乱な看護婦を治療する所なのよ」

麗菜: 「淫乱って・・・私は、淫乱なんかじゃ!」

思わず叫んだ麗菜の鼻先に、恵美は例の写真を突きつける。

恵美: 「こんなに淫らな姿を写真に撮られておいて、淫乱じゃないなんてよく言えるわね」

麗菜: 「そ・・・それは・・・・・・・・」

麗菜は思わず言葉に詰まる。
そんな麗菜に恵美は追い打ちをかけた。

恵美: 「なんなら、みんなに見て貰って、麗菜が淫乱かどうか、判断して貰いましょうか?」

麗菜: 「そ・・そんな・・・や、やめて、恵美・・・」

恵美: 「じゃあ、自分が淫乱な女って事、認めるわね」

麗菜: 「そ・・・・・それは・・・・・・・・」

恵美: 「認めるわね」

恵美のその言葉には、有無を言わさない迫力があった。
ここで麗菜が認めなければ、恵美は間違いなく写真をバラ撒く。
それぐらいの迫力が。

麗菜: 「・・・・・・・・・・み、認めるわ。認めるから・・・写真は・・・・・」

恵美: 「わかってるわよ。麗菜が大人しく私の言うことを聞いてくれれば、写真はバラ撒かないわ」

麗菜: 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

恵美: 「さてと。それじゃあ、淫乱な麗菜には、治療を施さないと」

麗菜: 「・・・・・えっ?」

恵美: 「さっき言ったでしょ。この部屋は淫乱な看護婦を治療する為の特別治療室だって、ね」

そう言った恵美は、おもむろに麗菜の乳房を白衣の上から掴み揉みほぐす。

麗菜: 「あっ!・・・だ、だめ・・・・・・」

恵美: 「ふふふっ・・・・・もう乳首が固くなってるのかしら?アソコもお汁が溢れていたりして・・・・・」

麗菜: 「や、やめ・・・・あっ・・・ああ・・・・・」

恵美の手のひらがゆっくりと動く度に、麗菜の口から甘い声が漏れる。
こうして麗菜に対しての、淫猥な終わり無き治療が幕を開けた。

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