何度絶頂を味わったか、明日香自身すでにわからなくなっていた。
ただ確かなのは、今までの人生の中でこれだけ連続して絶頂を味わったのは初めてという事だけだ。
それ以外のことは、明日香の中でもうどうでもよくなってしまっている。
自分の胸が信じられないほど肥大しようと、乳首から母乳が止めどなく溢れ出そうが、気持ちがよければそれでいい。
そんな考えが全身を支配してしまっている。
すでに明日香の中には、まともな思考が残っていなかった。
明日香:「あぁぁ・・・もっとぉ・・・もっと気持ちよくしてぇぇ・・・・・」
喘ぎすぎた喉は枯れ果て、掠れるような言葉しか出てこない。
それでも明日香は更なる快感を目の前の人物に求める。
陣内:「・・・もっとして欲しいのか?貪欲な雌だな」
陣内は少し呆れたような口調でそう言うと、一本の注射器を手にした。
陣内:「もっと楽しむのは休憩の後だ。ゆっくりと休むんだな」
そう言うと陣内は、明日香の腕にその注射を突き立て薬液を注入する。
すると明日香はすぐさま気を失ったように眠り始めた。
明日香の眠るベッドは彼女の乳房から溢れ出した母乳でベトベトに濡れ、シーツの端から白い液体が滴る程になっている。
明日香の身体もまたベッドと同じように、全身が白い母乳にまみれていた。
陣内:「仕上がり具合は上々だが、少しやりすぎたかもしれないな」
そう独り言を呟き、陣内は明日香の勃起したままの乳首を指ではじく。
明日香:「ひうっ・・・あぁぁ・・・・・」
薬によって深い眠りに落ちている筈の明日香は、その刺激に反応して喘いだ。
陣内:「眠っていても感じるとは・・・ますます呆れた雌だ」
陣内はそう言いながらも嬉しそうに笑い、部屋から出ていく。
残された明日香はベトベトのベッドの上で静かに寝息を立て続けた。
明日香が薬で眠らされている間に、色々な場所で事態は変化し始める。
そのうちの一カ所が、明日香が所属する特殊捜査課だった。
課長:「飛島の行方はまだ判らないのか」
苛立った感じで特殊捜査課の課長が呟く。
それの答える人間は誰も居ない。
明日香の行方が判らなくなって、既に72時間が経過しているが、何の情報も入ってこないのだ。
課長:「特殊捜査課の情報網にすらかからないとは・・・まったく、どうなっているんだ」
課長は椅子から立ち上がり、机の前をウロウロし始める。
先程から課長は、椅子に座ったり立ってウロウロしたりを繰り返していた。
祐理香:「課長・・・少しは落ち着いて下さい。明日香先輩の事が心配なのは課長だけじゃないんですから」
そう言って課長をなだめたのは、明日香の後輩にあたる風間祐理香だった。
まだ少し幼さの残る顔をしているが、立派な特殊捜査課の一員である。
髪を肩の辺りまで伸ばしていて、スレンダーな身体付きが明日香とは対照的だ。
眼鏡がトレードマークで、主に情報処理を得意としている。
彼女も明日香の行方が判らなくなってから、ずっと特殊捜査課に泊まり込んで、数少ない情報の処理に当たっていた。
祐理香:「先輩だったら、きっと大丈夫ですよ。だって先輩は強いんですから」
課長:「だといいんだが・・・あまりにも連絡を絶ってからが長すぎる。だから私は単独行動を慎めと、口を酸っぱくして言っていたのに」
課長は愚痴るようにそう言うと、再び椅子に腰を下ろす。
そんな課長の姿を見て、祐理香は思わず溜息をついた。
祐理香:「はぁ・・・明日香先輩・・・どこ行っちゃったんですか・・・・・」
ぽつりとそう呟くと、祐理香は情報収集用のコンピュータの前に座り、キーボードを叩き始める。
するとそこに、明日香に関する新たな情報が飛び込んできた。
その情報を見た祐理香の表情が変わる。
祐理香:「か、課長!」
課長:「どうしたんだ?風間」
祐理香:「捜査一課から情報が入ってます!」
課長:「情報?飛島の情報か?」
椅子に座ったばかりの課長が、慌てて情報収集用のコンピュータに駆け寄った。
祐理香:「先輩の銃が殺人事件に使われたみたいです」
課長:「なんだと?!」
祐理香:「手に入れたルートは麻薬の密売人からみたいですね」
課長:「麻薬・・・まさか・・・・・」
祐理香:「陣内・・・ですか?」
課長:「ああ。奴を捕まえようとして先走った飛島が捕まった可能性が高いな」
そう呟いた課長の表情が険しくなる。
課長:「もしそうなら・・・無事でいられる筈がない・・・」
その言葉に祐理香の表情も曇った。
祐理香:「明日香先輩・・・・・」
祐理香は心配そうな口調でそう呟いた。
その頃、明日香の状況も変化している。
明日香:「こ、これは・・・・・」
薬で眠らされ目覚めたときには既に首輪を付けられ、両手を後ろ手に手錠で拘束されていた。
陣内:「お目覚めのようだな」
気が付いた明日香に陣内がニヤニヤと笑いながら声をかける。
明日香:「あっ・・・・・」
陣内の顔を見た明日香は、思わず怯えた表情を浮かべた。
この男に逆らってはいけない。
この男には従わなければいけない。
明日香はこれまで受けた辱めと責めで、陣内に対して反抗的な行動を取る事はマイナスにしかならない事をインプットされていた。
これが危機回避能力なのか、ただ調教に屈したのかはわからない。
だが明日香は、陣内に逆らわない事が自分を守ることだと判断した。
陣内:「ふふふっ・・・また随分と胸が張ってきたみたいだな」
その言葉に明日香は、思わず視線を自分の乳房に落とす。
そこには見るも無惨に変化した乳房が二つぶら下がっていた。
明日香:「ひっ・・・こ、これって・・・・・・」
肥大した乳房はカップではいくつになるか想像できないくらい大きくなっている。
乳首はピンと尖り、親指サイズで突き出ていた。
その先からは白い液体が溢れだしている。
陣内:「立派に育ったものだな。だがミルクが溜まりすぎて溢れてしまってる」
陣内はそう言うと、見た記憶のある器具を明日香の前に付きだした。
明日香:「そ、それは・・・・・!?」
思わず明日香の顔から血の気が引いた。
彼女の目の前に突き出された器具は、人間に使う物ではない。
牛舎でホルスタインなどの乳に付けられる物。
陣内:「ホルスタインみたいに育ったお前の胸には、これがお似合いだろ?」
そう言いながら陣内は、牛用の搾乳機を明日香の前で揺らした。
明日香:「い、いや・・・そんなの・・・つ、使わないで・・・・・」
怯えた口調でそう言う明日香だが、当然そんな言葉は陣内の耳には届かない。
陣内:「胸が張って辛いだろ?今楽にしてやるぜ」
陣内は楽しそうにそう言いながら、二つの金属製の筒を明日香の肥大した乳首へと、ゆっくり近づけていった。